開発者とAppleへの恐怖 72
恐怖 部門より
UIデザイナーのEli Schiff氏が、ソフトウェア開発コミュニティーでのAppleに対する「恐怖の風潮」について記事を投稿している。記事では開発者が気軽に批判した発言が記録され、その発言を撤回する結果になることが多い点や、公表された適度な批判が追従や宣伝に終わることが多い点などを指摘する。
さらに、利益を生むためにはAppleの閉ざされた庭に依存していられないことに業界が気付いている点を指摘。不透明なレビュープロセスや価格競争、App Storeでの適切なアプリ紹介をAppleが拒むことにより、より大きな組織やベンチャー企業に個人のアプリ開発者を追いやっているという。AppleはAndroidで先にアプリをリリースした開発者に対する連絡を絶つことでも知られている。また、「恐怖の風潮」はジャーナリストにも影響する。否定的な記事を書いたジャーナリストはAppleから拒否されるだけではなく、Appleファンや他のジャーナリストからアンチAppleとして扱われるようになるとのことだ。